決算書について覚えておきたいポイント☆
決算書によって経営状態がわかる 決算書とは基本的に企業が財務状態や経営成績、キャッシュフローを 状況を開示する書類であり具体的に財務状態は貸借対照表 経営成績は損益計算書キャッシュフローはキャッシュフロー決 […]
決算書によって経営状態がわかる
決算書とは基本的に企業が財務状態や経営成績、キャッシュフローを
状況を開示する書類であり具体的に財務状態は貸借対照表
経営成績は損益計算書キャッシュフローはキャッシュフロー決算書によって
開示されます。
決算書は金融商品取引法や会社法など、どの法律に従って作成するかにより
開示する内容も若干異なりますが決算日などには必ず公開しなければ
ならない義務があります。
今回はそんな決算書について詳しくみていきましょう。
開示する理由とは？
ではなぜ決算書を開示する必要があるのかといえば
作成対象の企業の経営者や決算書を利用する利害関係者の利害調整や
情報公開などが理由として挙げられるでしょう◎
すなわち企業の経営者は少しでも業績を良く見せようと
決算書を不正に作成(いわゆる粉飾決算)する可能性があり
一方で決算書の利用者である利害関係者は決算書を分析することによって
投資の判断とするために正しい内容が開示されることを望むので
この両者の利害調整を図るために決算書が公に開示されることになります★
また決算書を余すことなく開示することにより企業側は積極的に投資を
行ってもらうことで資金調達を円滑にし利害関係者にとっても
決算書を財務分析するなどして投資の判断材料として用いることが可能です！
資本家の立場でしたらいろいろな情報を報告して欲しいですよね(^^)
投資対象の会社がどんな状態か決算の内容を報告するのが決算書です☆
決算書の見方◎
決算書の見方を知るためにはそれぞれの決算書の基本的なひな形やポイント
作り方や書き方などを把握しておくと効果的なので
ここでは貸借対照表と損益計算書について見ていきましょう！
貸借対照表は企業の財務状態を示す決算書であり
具体的には作成日(主に期末時点)における資産、負債の状況
そして二つの差額から導き出される純資産から構成されています★
見るポイントとしては資産の中でも換金性の高い流動資産と
換金性の低い固定資産のバランスやあるいは流動負債や固定負債のバランス
純資産の中でも配当などの原資となる利益剰余金の大小などを
チェックすると良いでしょう♪
次に損益計算書は企業の一期間の経営成績を示す決算書であり
売上や原価、販売や一般管理費などを差し引きしながら利益を計算します☆
損益計算書を見るポイントとしては売上や原価、販売費や一般管理費から
導き出された本業の営業損益と金銭の利息や利子、固定資産の売却などから
導き出される本業以外の損益を総合的に財務分析することです◎
ほかにもさまざまに見るところはありますが、まずは上記の基本を
しっかり覚えておきたいですね(^^)
より詳しく知るために♪
減価償却や貸倒引当金など初心者にとっては少しハードルが高いものの
知っておけば必ず役に立つ専門知識はたくさんあるので
ぜひ押さえておきましょう★
近年では企業を取り巻く環境の変化や利害関係者における
決算書のより早い開示というニーズなどによって従来までの基本だった
期末時点の決算書のみならず半年に一度開示する中間決算書や
三ヶ月に一度開示する四半期決算書など随分様変わりしてきました…
それに伴って作成する企業や利用する利害関係者も書き方や作り方
見方のポイントや基礎知識などを常に勉強する必要があるといえるでしょう！
ジャストネットコミュニケーションのホームページでは
初心者や未経験者でも決算書がわかるコンテンツを豊富に紹介しています。
