FreeCADとは
FreeCADはCAD、MCAD・CAx・CAE・PLMに最適化が行われた汎用性を持つ
パラメトリックなフィーチャーに基づき、ソリッドモデリングを
可能にする3Dモデラーです。
機械工学や建設設計、製品設計の分野を中心に活用が行われていますが
FreeCADは直截の目的だけでなく広範囲な工学分野の中でも
利用することが出来ます。
ここではFreeCADについて詳しくみていきましょう。
FreeCADは
・100%オープンソース
・徹底してモジュール化設計が行われているソフトウェア
・無料ダウンロードが出来るフリーソフトウェア
などの魅力を持ちます。
海外で開発が行われたCADソフトウェアなどからも英語版が主体となりますが
インストールを行う際に言語を日本語に選択すれば日本語版として
利用することも可能です。
FreeCADのダウンロード方法♪
FreeCADにはWindows版やMAC OSX、Linuxなど幅広いプラットフォーム上で
同様の動作をするのが特徴です★
但しWindowsマシーンに対してはWindows版などのように
プラットフォーム毎にダウンロードするソフトウェアの種類が異なるため
注意が必要です◎
FreeCADのダウンロードは海外のウェブサイトだけでなく
日本のウェブサイトを利用して入手することも出来ます☆
オープンソース・ソフトウェアの開発とダウンロードを行う
ウェブサイトを使えば、日本語表記での解説を初めマニュアルや
チュートリアルなどの文書の入手も出来ます!
ちなみにFreeCADはインストール時に言語を選択することで
標準の英語版から各国の言語版へと変えることが出来ますし
環境設定ダイヤログボックスを使えば必要な言語で利用することが可能です♪
用意が行われている言語は英語や日本語を初め中国語・クロアチア語
オランダ語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語
ロシア語・スペイン語・スウェーデン語など開発者のニーズに合う表記で
開発を進めて行くことが出来ます★
尚、インストール後の利用は試用期間や機能制限はなくフル機能を使うことができ
そのうえ無料などの魅力を持ちます◎
使い方・日本語化する方法☆
FreeCADを無料ダウンロードして保存したファイルをダブルクリックすると
インストーラーが起動します!
インストーラーは英語版になっている標準のソフトウェアも
英語版になるので後から日本語化が必要です♪
インストーラーは使用許諾契約画面、インストール場所の設定
インストール設定、インストール作業の進行状況を表示する
4種類のダイヤログで構成が行われているのが特徴です★
最初に表示が行われるダイヤログはFreeCADを利用する上での契約内容を
記しているもの、無料で使えるので特別な確認は不要ではありますが
一読しておくことをお勧めします◎
次に表示が行われる画面では保存先の設定ですが、デフォルトの状態で
良いのであれば次へボタンをクリックするなど、インスーラ―は
特別なことがない限りそのまま進めれば良いでしょう☆
ソフトウェアを起動、編集メニュー内にある環境設定を選択すると
言語を選択することが出来る画面が表示されます!
ここで日本語を選択すれば日本語版としてFreeCADを使うことが
出来るようになります♪
尚、マニュアルやチュートリアルなどはインターネットを使って
検索することで日本語版のドキュメントを入手出来るので
ダウンロード前に探しておくと便利です★
使い方・基本操作方法◎
FreeCADに関わらず3DCADの基本はソフトウェアを起動後
二次元スケッチを行い、3次元化、そして最後に編集の流れで
モデルの作成を行います☆
このCADストでは二次元スケッチや3次元化が可能になる「PartDesign」と
呼ぶモードに変更しておきましょう!
マニュアルやチュートリアルを利用することで基本的な操作方法や
コマンドやメニューの位置を把握することが出来るのでソフトウェアを
入手する段階でドキュメントを用意しておくと便利です♪
尚、スケッチが完成した時には画面左側にある「ComboView」画面の
「閉じる」を選択することで完了します★
但しこの段階でファイルを保存する、作業途中でも定期的に保存を行うなど
フリーズした時のことを考えながら使うようにするのが大切です◎
FreeCADはオープンソースタイプの3DCADソフトであり完成度の高い
ソフトウェアではありますがフリーズする可能性が高いため
定期的に上書き保存をするなどの癖を付けておくと安心です☆
途中でフリーズしても数分前まで完成した図を再起動時に復元が出来ますし
長時間かけて作図したファイルを再現出来るメリットにも繋がります!
FreeCADのマニュアルをダウンロード♪
無料で使えるうえ試用期間や機能制限がない3DCADのfreecadは
開発者の中でもそれほど多くの人が利用しているものではない
むしろ使用している人の数は少ない部類に入ります★
企業の中などで開発に利用するソフトウェアは高額な費用を掛けて
導入したものが主流であり、本来性能が高いfreecadを導入するのも
一つの方法ではありますが、マニュアルやチュートリアルなどの
ドキュメント類が少ない、さらにサポートなどがないなどからも
企業が使うことは少ないわけです(>_<)
高額な3DCADソフトなどの場合、メーカーがサポートを行っているため
バージョンアップやトラブルの時などは安心ですがサポート料も
ソフトウェアに含まれているなどからも高額なものとなっています◎
その点freecadはメーカーが開発したものではなく、ボランティアのような
感覚で開発者同士が作り上げたもの、それ故に無料で配布が行われているなどの
魅力もあります☆
尚ドキュメントのPDFは海外のウェブサイトを利用すればたくさん入手が
出来ますが、日本語で書かれていないと分からないと考える人も
多いことでしょう!
国内のウェブサイトの中にもこのソフトウェアのチュートリアルや
マニュアルなどのドキュメントがPDFでダウンロードできるところもあります♪
FreeCADのホームページではコミュニティーも用意されているので
英語に自信がある方は覗いてみてはいかがでしょう?
FreeCADのホームページはこちらです。