DraftSightとは
DraftSightはこの分野では珍しいプロフェッショナル仕様の
無料CADソフトのひとつで二次元のさまざまな図形を作成・編集し
描画したものを印刷したりすることができる機能が備わっています。
フランスのソフトウェア開発会社が製作しているフリーソフトのため
同社の公式ホームページからインターネットを通じて
無料ダウンロードすることができます。
最新版のソフトはWindows10がインストールされているパソコン上でも
動作させることが可能です。
今回はDraftSightの使い方を中心に紹介しましょう。
DraftSight のダウンロード方法☆
このソフトをダウンロードするにはメーカーの公式ウェブサイトの
なかにある製品・サービスの項目のリンクをたどって
まずは個別の製品の専用ページに移動する必要があります!
このページには最新版を今すぐダウンロードという記述があるので
リンクをクリックし手元のパソコンにインストーラープログラムを
無料ダウンロードしましょう♪
Windows10でも動作しますが64ビット版と32ビット版、さらにはMac版など
複数のバージョンがありますので、間違えないようにすることが大切です★
適切ではないプログラムを選択してしまった場合にはパソコンに
インストールしたとしても不具合が生じて動作しないことがあります×
あらかじめ自分のパソコンのバージョンについて知っておくことが
大切です(^^)
なおこのソフトには無料版のほかにもプロフェッショナルとよばれる
有償版が存在しています◎
有償版のほうは製品についての手厚いサポートが付属していると
考えればよいものですが、この有償版のほうは別にオンラインで
購入ができる専用フォームがサイト上に設置されていますので
ここから申し込みを行いましょう☆
有償版のほうにも30日間は無料で試用ができる体験版がありますので
混乱しないように説明をよく確認してください!
使い方・アクティブ化する方法♪
このソフトのインストーラーを無料でダウンロードした場合
ファイルをクリックすれば自動でインストールの作業が進みます★
インストール作業そのものは簡単ですから心配は少ないでしょう(^^)
その後はじめてソフトを起動したときにはアクティブメールを受信して
アクティブ化とよばれる手続きを行うことが必要になります◎
アクティブメール受信方法ですがモニタに表示されている
ダイアログボックスに電子メールアドレスを入力し、業種・国名
タイトルをそれぞれリストから選択の上でアクティブ化のボタンを
クリックします☆
その後に入力したアドレスに確認のための電子メールが送られてきますので
そのなかに書かれたリンクをクリックすれば完了となります!
通常はこの方法で問題はないはずですが、まれにアクティブ化できない
不具合も報告されています♪
アクティブ化できない場合の対応策ですがWindowsのパソコンであれば
管理者権限でソフトを起動して同様の電子メールの入力などの作業を
行うことで解消されることがあります★
ほかにはパソコンにインストールされているファイアウォールなどの
ソフトが干渉することが原因になっているおそれがありますので
いったんこうした別のソフトを切った上で作業をして不具合が
出ないかどうかを確認することも有効です◎
使い方・基本操作方法!
このソフトの基本的な使い方ですが市販のワープロソフトや
プレゼンテーション用ソフトほどには直感的なデザインには
なっていないため初心者はある程度しくみを理解した上で操作に
慣れることが必要です☆
線を引くなどの操作を行うためにはまずはその目的に見合ったコマンドを
実行することになります♪
その方法にはいくつかありメニューバーから適切な項目を選択したり
ツールバーに表示されたボタンをクリックしたり
コマンドラインに命令を入力したりといった方法が該当します★
いずれか使いやすいものをユーザーが選べばよいのですが
ボタンに描かれたアイコンから内容がひと目でわかるツールバーを
利用する方法が一般的です◎
たとえば線を引く場合にはLINEコマンドのボタンをクリックして
画面上にマウスのカーソルを動かし線分の始点でクリック
終点でもう一度クリックすればそれで描画が完成します☆
なお始点を画面上でクリックした後コマンドラインを使って
座標を入力することによって適切な長さや方向をもつ線分を
描画することも可能です!
単に図形が描画できればよいというのではなく設計などのために正確な
寸法を出すことが必要な場合にはコマンドラインも利用価値は
大きいといえます♪
いろいろと試してみて自分にあった方法を模索しましょう(^^)
使い方・寸法 引出線を引く★
無料CADソフトのDraftSightにはさまざまな機能が付属していますが
これらの機能の限界を知って使いこなすようにすることがたいせつです◎
機械設計などの図面を作成するにあたっては引出線を用いて寸法や
その他の注釈などを記載することも多くみられます☆
他の有料ソフトでは引出線のコマンドを実行すれば自動的に寸法なども
入力される場合がありますが、このソフトではそこまでは
対応していませんのでユーザーが文字で直接入力するかたちをとります!
この場合にはコマンドをツールバーなどから選択の上で作画ウィンドウの
上で最初にクリックした位置が始点となり、次にクリックした位置が
始点から引き出した斜め線の端点、さらにその次にクリックした位置が
水平方向の引出線となり、ここで表示させたい文字を入力します♪
エンターキーを押せば文字入力の終了です★
なお文字の右寄せ・左寄せなどの位置揃えや文字幅、フォントや
ポイント数などの詳細を設定することも可能です◎
文字設定のほかにも直線ではなく曲線で描画したり、角度や頂点を指定したり
といった線分のあり方そのものの設定を変更することも可能ですので
場合に応じて使い分けをします☆
DraftSightのホームページでは英語ですが使い方をより詳しく
学習できるページが用意されているので興味がある人は
覗いてみてはいかがでしょう?
DraftSightのホームページはこちらです。