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カメラで使用されるフラッシュメモリーカード

XQDカードとはメモリーカードのフォーマットです。

主にフラッシュメモリカード用に開発されました。

ニコンの一眼レフカメラに採用されています。

SDカードとの違いは転送速度でSDカードが約80MB/ｓに対し

XQDカードは最大で400MB/ｓとなっています。

今回はそんなXQDカードについて詳しく紹介しましょう。

XQDカードの特徴★

フォーマットは2010年後期にニコン、ソニー、サンディスクから

発売されており、その直後、開発の為にコンパクトフラッシュ協会に

取り上げられました◎

その後2011年12月7日に最終的な仕様が公表されています☆

このXQDカードは高解像度デジタルカメラと高精細度ビデオカメラを

ターゲットにしており、速度理論値については2.5Gbps、将来的には

5Gbbpsという速度に対応する予定です！

そして技術的には2TB超という大容量化が可能と言われています♪

この小さなカードに2TBは凄いですね(^^)

Hシリーズは1Gbps（125MB/ｓ）、Sシリーズでは1.344Gbbps（168MB/ｓ）と

なっており、SシリーズにおいてはコンパクトフラッシュUDMAモード7の

MB/ｓと大体一緒です★

対応機種について◎

CFastカードもしくはコンパクトフラッシュとは互換性がなく

ニコンは2012年の初めにCFスロットとXQDスロットを備えて新しい

フラッグシップ機種のデジタル一眼レフカメラの「Nikon D4」を発表

その直後販売を開始して2014年3月に発売されたNikon D4sも

XQDメモリーカードを使用した機種でした☆

2014年の時点ではXQDカード対応のデジタルカメラはD4とD4ｓの

2機種のみでしたが2016年3月には新たに「Nikon D5」

2016年4月には「Nikon D500」、2017年9月には「Nikon D850」が

XQDカードのスロットを搭載した機種として発売されています！

ビデオカメラにおいては4K映像を撮影することが可能なハンディカム

業務用のXDCAMでもXQDスロットを備えた機種が登場しており

中にはXQD専用という機種もあります♪

この様な高速タイプのXQDメモリーカードをこれらのビデオカメラでは

使用する事が推奨されており、ソニー公式サイトでは容量128GBで

XAVC-intra/4K/60pの映像がおよそ20分間記録可能と説明してます★

容量と時間からどれだけ高画質かがうかがえますね(>_<)

4K映像の記録メディアとして注目☆

今までのメモリーカードは仕様を拡張しながらといった高速化への要求に

応えてきたのですが初期設計から10年以上経過しており改良の余地が

少なくなった為、XQDメモリーカードは今までのメモリーカードに代わって

4K映像等の広い帯域の情報を記録できる媒体として利用される事が

期待されています◎

amazon等で販売されているXQDカードリーダーを使ってパソコンへ

読み込むことができます！

価格は約3000円から手に入り、レンタルを行っているショップも

存在しています★

これまではベンダーがソニーに限定されていたXQDカードですが

レキサーが参入したことでXQDカードを取り巻いている環境が急速に

賑わいを見せています♪

SONYのホームページでは各シリーズの詳細や対応する機種などを

調べることができます☆

SONYのホームページはこちらです。